時計屋ではありません ウェブ制作会社が木の腕時計を売り続けている理由
設立以来20年以上、森林・木材に関わる仕事をしてきました。岩手県大槌町の林野火災に対して、小さな会社にできることを探した結果が、この販売です
■ ウェブ制作会社が、腕時計を売っています
弊社は2000年設立の、ウェブ制作会社です。時計をつくる技術も、売る経験もありません。それでも、木製腕時計を販売しています。
畑違いに見えると思います。ただ弊社にとっては、まっすぐつながった話でした。
■ 20年以上、画面の中で木の話をしてきました
設立以来、森林・木材に関わる仕事を数多くお引き受けしてきました。全国森林組合連合会、全国木材協同組合連合会といった団体のウェブサイトの企画・制作・運営。木材利用推進コンクール、外構部等の木質化対策支援事業、花粉症対策木材利用促進支援事業などの広報。
木を伐る現場にいたわけではありません。植えたことも、育てたこともない。弊社がしてきたのは、その仕事をしている人たちの言葉を画面に載せることでした。それを20年以上続けてきました。
その仕事のなかで、全国森林組合連合会が扱う木製腕時計に出会いました。国産のケヤキを使った、男女兼用のモデルです。試しに社内で使ってみると、これが評判がいい。金属のような冷たさがなく、驚くほど軽い。つけていることを忘れるほどでした。社内で使う人が増えました。
■ 2026年4月22日、岩手県大槌町
その年の春、大槌町で林野火災が発生しました。鎮火したのは5月29日。焼損面積は約1,633ヘクタール。その後の現地踏査では、森林の被害面積は概算で約1,708ヘクタールと報告されました(大槌町林地再生対策協議会・2026年6月15日)。平成以降では2番目の規模でした。
森が育つには時間がかかります。50年、60年と手をかけてようやく使える木になる。それが数日で失われる。木材の仕事をしてきた者として、この数字の重さは想像がつきました。
同時に、弊社にできることは多くないこともわかっていました。現地に人を送れるわけでも、大きな資金があるわけでもない。小さなウェブ制作会社です。
それでも、手元にあるものが一つありました。あの木の腕時計です。
■ 手元にあるもので、できることを
2026年5月20日、国産ケヤキの木製腕時計を限定25個でオンライン販売しました。本業ではありません。仕入れて、撮って、ページをつくって、梱包して、発送する。全部自分たちでやりました。
そして2026年9月14日、大槌町へ25万円を寄付しました。販売の利益に、弊社からの支援を加えた額です。
▼寄付のご報告
https://www.unilab.co.jp/topics/105_index_detail.php
大きな額ではありません。1,708ヘクタールの森に対して、できることのごく一部です。それでも、何もしないよりはいい。そう考えて続けています。
■ 10月、サクラのモデルを加えました
ケヤキのモデルをご案内するなかで、「もう少し小ぶりなものはないか」という声をいくつもいただきました。ケヤキは盤面φ37mm・ベルト幅20mm。たしかに、手首の細い方には大きい。
そこで同じシリーズから、国産サクラ材を使ったモデル(盤面φ26.5mm・ベルト幅14mm)を、女性向けとして10月1日に加えました。限定10個です。
樹種が変わると、色も変わります。ケヤキの落ち着いた茶に対して、サクラはやや赤みのある明るい色合い。木ですから、文字盤もケースも一つひとつ木目が違います。同じものは二つとありません。
今回も、1本につき10,000円を大槌町への寄付に充てます。完売すれば10万円です。
発売日を10月1日にしたのには理由があります。10月は都市(まち)の木造化推進法にもとづく「木材利用促進月間」で、同法は10月8日を「木材利用促進の日」と定めています。「十」と「八」を組み合わせると「木」の字になることに由来します。国産材を暮らしに取り入れることを呼びかける月の、初日を選びました。
■ 木を使うことが、森を守ることになる
矛盾して聞こえるかもしれません。木を伐って使うことが、どうして森のためになるのか。
手入れをしない森は荒れます。間伐して光を入れ、使える木を使い、また植える。その循環があって森は健全に保たれます。木材利用促進月間が呼びかけているのは、そういうことです。
この腕時計には、購入特典として間伐材を使ったA5判のリングノートをお付けしています。森の育成過程で出る木を使ったものです。こちらもカバーの裏表に本物の杉材を使っており、一冊ごとに木目が違います。
腕に木を乗せることが、燃えた森の再生に、ほんの少しつながる。小さな会社にできるのは、そのくらいの規模のことです。ただ、一度きりで終わらせるつもりはありません。ケヤキから始まって、9月の寄付があり、今回のサクラがある。その続きを考えています。
■ 商品概要
商品名:木製腕時計 サクラ(女性用)樹のリングノート&森林火災寄付付き
販売開始:2026年10月1日
数量:限定10個
価格:38,500円(税込・送料込)
寄付額:1本につき10,000円(寄付先:岩手県大槌町)
本体サイズ:盤面φ26.5mm、ベルト幅14mm
ムーブメント:電池式(国内ブランド)
防水性能:生活防水
パッケージ:木箱(スギ材)縦100mm×横100mm×高さ75mm
保証:ご購入日より1年間(全国森林組合連合会)
製造・販売元:全国森林組合連合会(弊社が仕入れて販売)
あわせて、男女兼用の国産ケヤキモデル(盤面φ37mm・ベルト幅20mm/38,500円/限定25個)も販売しております。
▼販売ページ
https://www.unilab.co.jp/ec/item/index.php
■ 代表コメント(代表取締役 嶋田きよの)
「私自身も日々愛用している木の腕時計です。軽くて心地よく、つけているとよく褒めていただきます。木材利用促進月間をきっかけに、都会で暮らす私たちが日常の中で森を想う時間が少しでも増えれば嬉しく思います」
■ 報道関係者の方へ
プレスリリース全文(PDF・商品画像入り)
https://www.unilab.co.jp/_files/topics/press_20261001_sakura.pdf
報道用画像セット(5点・ZIP)
https://www.unilab.co.jp/_files/topics/20260926155637topics.zip
※画像は報道目的に限りご自由にお使いいただけます。クレジット表記は不要です。実機の貸し出し、代表への取材も承ります。
■ 会社概要
商号:ユニインターネットラボ株式会社(uni internet lab, Inc.)
所在地:〒101-0047 東京都千代田区内神田1-18-11 東京ロイヤルプラザ712
代表者:嶋田 きよの
設立:2000年
資本金:10,000,000円
URL:https://www.unilab.co.jp/
■ 本件に関するお問い合わせ
ユニインターネットラボ株式会社
お問い合わせフォーム:https://www.unilab.co.jp/contact/
TEL:03-5577-3832
