上演間近! 激団リジョロ第39回公演『わだち』『쉰다리(スィンダリ)』 家族を通して語られる歴史と未来を描く2本立て
激団リジョロ第39回公演『わだち/쉰다리(スィンダリ)』が2025年9月3日 (水) 〜 2025年9月7日 (日)に阿佐ケ谷シアターシャイン(東京都 杉並区 阿佐谷南 1-15-15)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
公式ホームページ
http://www.rigolock-hitman.com
激団リジョロは創立28周年目に突入。
第39回公演は2本立てでの作品上演を行います。
1本目は『わだち』。団長・金光仁三書き下ろしの新作です。関西演劇祭2022 で MVO・脚本賞・演出賞を受賞した『Recall』の流れと作風を汲んだ作品となります。
2本目は『쉰다리(スィンダリ)』。金哲義の脚本です。2023 年に上演され、コロナ禍で少ない観客の中で発表となったものの、大変好評を得た作品です。今回、満を持しての再上演となります。
<『わだち』あらすじ>
大きな車輪と小さな車輪が嚙み合わずにぼこぼこと舗装されていない道を往く。まっすぐ進むはずもないが、その車輪はお互いを支えあいながら・・・
とある昔、日本に取り残された朝鮮人の女性がいた。彼女はたった1人、戦争を乗り越え、やがて産まれた3人の娘を連れ、山口から広島、そして大阪へと辿り着いた。娘たちは成長し、巣立ち、しかし母は娘達と暮らすことを頑なに拒み、その生涯を終えた。
時代は現在。1人の孫がその生涯を知るべく、3 人の娘達を食事に誘う。
すっかり歳を取った長女がゆっくりと口を開き、静かにその歴史は再び歩みを進めるのであった・・・
<『쉰다리(スィンダリ)』あらすじ>
ひと昔前、大阪の片隅の貧乏な家。在日朝鮮人の家族の物語。
父親が死んだ事で葬儀の準備をすすめる家族。しかし兄弟たちの中でも、父の想いのために朝鮮民族としての葬儀をしようとする者。日本人になりたくて朝鮮人の伝統に反対の者。会社の同僚や友人に朝鮮人であることがバレたくなくて葬儀から逃げようとする者。
父の遺体を部屋の真ん中にして、葬儀ひとつを執り行うために、おもしろおかしく壮絶な喧嘩となる。
そしてその喧嘩は死後数年経った法事を行うだけでも毎年激しさを増す。
そんな不器用な家族を見つめる故郷の静かな目があった。
公演概要
激団リジョロ第39回公演『わだち/쉰다리(スィンダリ)』
公演期間:2025年9月3日 (水) 〜 2025年9月7日 (日)
会場:阿佐ケ谷シアターシャイン(東京都 杉並区 阿佐谷南 1-15-15)
■出演者
月海舞由
とみたまい
山形啓将
中鶴間大陽
辛沙奈
NANA
金光仁三
斎藤このむ
星野桃子
林凜太郎
こんどうひろこ
きの
(以上、激団リジョロ)
■スタッフ
作:金哲義/金光仁三
演出:金光仁三
舞台監督:斎藤このむ
舞台美術:金光仁三・moimoi
照明:建部雅代(LINK)
音響 :村上隆次(LINK)
デザイン:moimoi
衣装・小道具:金光仁三
営業・宣伝:星野桃子・林凜太郎
スチール:折井康弘
映像:布川隼汰・Lina
制作:激団リジョロ
■公演スケジュール
9/3(水) 19:00
9/4(木) 19:00
9/5(金) 14:00 ※予定枚数終了
9/5(金) 19:00
9/6(土) 13:00 ※予定枚数終了
9/6(土) 18:00 ※予定枚数終了
9/7(日) 14:00 ※予定枚数終了
※受付開始は開演の45分前、開場は30分前です。
※上演時間:約2時間20分
■チケット料金
前売:4,300 円
学割:2,800 円(※高校生以下無料・要学生証)
(全席自由・税込)

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