【名城大学】総合学術研究科の景山伯春教授が著書『Halotolerance in Cyanobacteria』を刊行


シアノバクテリアの塩ストレス耐性機構について原理から制御機構まで幅広く解説

景山伯春教授
景山伯春教授

大学院総合学術研究科の景山伯春教授とチュラロンコン大学理学部の Rungaroon Waditee-Sirisattha 教授が共同執筆した書籍『Halotolerance in Cyanobacteria』が学術出版大手のSpringer Nature社(ドイツ)より出版されました。

シアノバクテリア(ラン藻)は地球上の至る所に生息しており、その生育環境に応じた環境ストレス耐性機構を獲得しています。その中で、耐塩性機構は海洋や塩湖などの高塩分濃度環境に分布するシアノバクテリア株がもつ性質です。本書は、シアノバクテリアの耐塩性について、その原理から制御機構まで最新の知見を盛り込みながら幅広く解説しています。耐塩性の理解は、海水中での微生物培養による有用物質生産や塩害土壌でも生育可能な作物の創出などの応用につながる重要な学問分野です。

[英文の紹介はこちらへ](https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-96-5330-0)

景山伯春教授
景山伯春教授

AIが記事を作成しています