近大ICTメロンを使った万能たれを産学連携で開発 学生が栽培からパッケージデザインまで担当

「万能たれ近⼤ICTメロンピューレ⼊り」と調理イメージ
「万能たれ近⼤ICTメロンピューレ⼊り」と調理イメージ

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、大和アグロファーム株式会社(奈良県吉野郡大淀町、以下、大和アグロファーム)と共同で、「近大ICTメロン」のピューレを使用したオリジナルの万能たれを開発しました。令和8年(2026年)7月27日(月)から街ナカ産直&マルシェ01号店(大阪府大阪市)で期間・数量限定で発売するほか、「第39回 秋冬 三井物産流通グループ関西メニュー提案会」に出展します。

【本件のポイント】
●農学部生と大和アグロファームが「近大ICTメロン」のピューレを活用した、「万能たれ」を共同開発
●「なら近大農法(ICT農法)」で栽培したメロンを活用した新たな商品化を実現
●三井物産流通グループのイベントに出展し、農学部生が「なら近大農法(ICT農法)」の取り組みを発信

【本件の内容】
近畿大学農学部では、農学部農業生産科学科教授 野々村照雄の指導のもと、奈良キャンパス内のICT設置温室において、農業の自動化と省力化を可能とする「なら近大農法(ICT農法)」を用いた農作物の栽培を行っています。「近大ICTメロン」は、その一環で平成29年度(2017年度)から栽培が始まり、現在は農業未経験の農学部3年生が中心となり、定植から収穫までの一連の栽培ノウハウを学んでいます。
これまで農学部では、「近大ICTメロン」を活用し、ケーキやパフェ、パン、飲料など、メロンの甘みや香りを生かした商品を企業と共同開発しています。今回は、新たな活用方法として、リンゴやレモン、ユズなどが、甘みや酸味を加える隠し味としてさまざまな調味料に使用されていることに着目し、メロンも調味料の素材として活用できるのではないかと考え、大和アグロファームと試作・改良を重ねました。
商品化した「万能たれ」は、近大ICTメロンのピューレを使用し、ほのかなメロンの香りとまろやかさが特徴で、焼き肉のたれとしてはもちろん、焼きうどん、焼きおにぎり、チャーハンなど、幅広い料理に使用できます。なお、商品名には、調味料としての親しみやすさや語感を考慮し、あえて平仮名の「たれ」を採用しました。
パッケージは、農学部農業生産科学科植物感染制御工学研究室の学生と大和アグロファームが共同で考案しました。前面にメロンのイラストを配置するとともに、原料となるメロンが奈良キャンパスでICT農法を用いて栽培されていることが伝わるよう、ICTをイメージした要素もデザインに取り入れました。
令和8年(2026年)7月27日(月)から販売を開始し、7月28日(火)には、三井物産流通グループ株式会社(東京都港区)が主催する「第39回 秋冬 三井物産流通グループ関西メニュー提案会」に出展します。イベントでは、農学部生による取り組みを紹介するほか、「近大ICTメロン」の試食会も実施する予定です。本イベントへの参加を通じて、「なら近大農法(ICT農法)」や「近大ICTメロン」の取り組みを広く発信するとともに、学生にとっては企業関係者との交流を通じて社会的視野を広げる貴重な機会とします。

【販売概要】
販売期間:令和8年(2026年)7月27日(月)~8月31日(月)日曜日は休業
商品名 :万能たれ近大ICTメロンピューレ入り(350ml)※限定500本。なくなり次第終了
販売店舗:街ナカ産直&マルシェ01号店
     (大阪府大阪市旭区千林1丁目1番15、京阪「千林駅」から徒歩約5分、
      大阪メトロ谷町線「千林大宮駅」から徒歩約3分)
販売価格:1本648円(税込)
お問合せ:大和アグロファーム株式会社(担当:竹島)TEL(0747)54-5018
受付時間:9:00~17:00(土日祝を除く)

【イベント出展概要】
イベント名:第39回 秋冬 三井物産流通グループ関西メニュー提案会
開催日時 :令和8年(2026年)7月28日(火)10:00~17:00
会場   :大阪マーチャンダイズ・マートビル
      (大阪府大阪市中央区大手前1-7-31OMMビル2階展示場ABC、
       京阪本線・京阪中之島線・Osaka Metro谷町線「天満橋駅」から徒歩約4分)
対象   :招待者のみ(一般の方の入場不可)
参加者  :近畿大学農学部生10人
お問合せ :大和アグロファーム株式会社(担当:竹島)TEL(0747)54-5018
受付時間 :9:00~17:00(土日祝を除く)

【大和アグロファーム株式会社】
近畿大学農学部とともに近大ICTメロンの商品開発・販売を担っています。また、SDGsに配慮した苗を提供しています。
所在地   :奈良県吉野郡大淀町大字桧垣本2047番地の6
代表者   :代表取締役 竹島和宏
会社設立  :平成26年(2014年)4月14日
事業内容  :農業生産物に関わる仕入、販売、物流及び保管業務 他
資本金   :500万円
ホームページ:https://yaf-nara.com/

【なら近大農法(ICT農法)】
なら近大農法は、農作物の栽培に必要な温度調整などの管理機能にICT(情報通信技術)を導入することで、農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易に栽培管理ができるようにしています。土壌センサーと日照センサーを連動させた装置により、作物に水分と液肥が自動的に供給されます。これらの情報は蓄積され、スマートフォンなどを通じて遠隔地からも確認することができます。また、ハウス側窓の自動巻上げ機は温度センサーと連動しており、ハウス内の温度をほぼ一定に保つために自動的に開閉が行われます。このような完全自動化した肥培管理システムの導入により、農作業の時間を大幅に削減できるだけでなく、水や液肥の使用量も抑えられ、収穫量の増加と品質の安定化が期待されます。
平成29年(2017年)から、近畿大学農学部農業生産科学科教授 野々村照雄が中心となり、奈良キャンパス内のICT設置温室で、農学部生とともに「なら近大農法(ICT農法)」を用いて「近大ICTメロン」を栽培しており、令和3年(2021年)9月からは「近大ICTイチゴ」、令和7年(2025年)6月からは「近大ICTスイカ」の栽培にも取り組んでいます。これらの栽培マニュアルは、毎年、次の新たな農学部生へと受け継がれています。

【関連リンク】
農学部 農業生産科学科 教授 野々村照雄(ノノムラテルオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html

農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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