生成AI時代に「自分の言葉」を育てる 小・中学生向けオンライン・シナリオ教室「考える部屋」第6期募集開始
700人以上のプロの脚本家・小説家を輩出してきたシナリオ・センター(本部:東京都港区北青山3-15-14)は、子ども向けオンライン型シナリオ教室「考える部屋」第6期の募集を開始。
対象は小学5・6年生および中学1〜3年生。2026年6月16日より全23回のプログラムを実施します。
「答える力」はあっても、「自分の頭で考える力」が育ちにくい現状
「別に」「特にない」
小学校高学年から中学生になるにつれ、子どもは本音を話さなくなり、語彙は増えているはずなのに、気持ちを単純な言葉で表現するようになります。
探求学習や表現教育の時間が増えている一方、教室では「評価される答え」を前提とした学びも根強く残っています。そこに生成AIが加わることで、子どもたちは「自分の言葉を探す時間」を失いつつあります。
2021年から始めた「考える部屋」は、創作が好きな子たちが安心して創作に打ち込むための居場所でした。
2026年「考える部屋」は、こうした社会的な課題とも向き合うべく、創作を通して自分の言葉を探す「時間」と「場所」を提供していきます。
異年齢混在型で学ぶ、半年間のオンラインプログラム
「考える部屋」は、小学5・6年生と中学1〜3年生が同じ授業を受けるオンライン型プログラムです。半年間(全23回)で、物語創作を通じて子どもたちの想像力と表現力を養います。異なる年齢・学年の子たちが切磋琢磨することで、様々な視点を得ることができます。
「考える部屋」で生まれた子どもの変化
「考える部屋」では、6ヵ月間の学びの総決算として、大発表会を実施しています。
ある中学2年生の男の子が書いたシナリオは、成人式で久々に会う元仲良し3人組が、想い出の手袋をきっかけに、仲直りをするという物語。
自分とは世代も性別も異なる人物の感情を描いたその作品に、毎年朗読を担当しているプロの声優さんも驚いていました。
「言葉にすることが苦手な子でしたが、仲間の作品へ感想を伝える姿を見て嬉しくなりました」
「いま考えている物語の話を、してくれるようになった」
「いままでよりも、いろんなことに興味を持つようになった」
そんな親御さんからの感想も頂きます。
なぜ、シナリオだと変化が生まれるのか
シナリオは、映像を作るための設計図です。
シナリオは、登場人物が5人いれば、書き手は5人分の性格や考え方、来歴を想像したうえで、セリフやト書(行動)を使って、具体的に描写をします。
例えば、主人公が足を踏まれるシーン。
子どもたちは「自分なら、こうする」と考えます。同時に「でも、この主人公ならどうするだろうか」と主人公の立場で考えます。
これは、「足を踏まれてイラっとする」という抽象的な気持ちを、具体的な言葉にする行為です。この繰り返しこそ、自分の考えを言葉にする力を養います。
「何を書くのか」は教えない。「どう書くのか」だけを伝える
物語づくりは、「何を書くか」と「どう書くか」という2つの面があります。
「何を書くか」は子どもたちの中になるものです。「考える部屋」では、その良し悪しの評価はしません。
「どう書くか」は表現技術です。様々な体験型のワークによって伝えていきます。
「考える部屋」で伝える技術は、700以上のプロの脚本家・小説家を輩出したシナリオ・センターの「シナリオの基礎技術」と、『シナリオ・センターが伝える14歳からの創作ノート』(KADOKAWA)をベースにしています。
半年間の継続率は96%と高い水準を維持している。1クラス定員12名の少人数制を採用し、講師が一人ひとりの思考過程に寄り添う形式をとっています。
<「考える部屋」第6期 概要>
授業形式:オンライン(Zoom)
期間:2026年6月16日〜12月8日(全23回)
時間:毎週火曜 18:30〜20:20
対象:小学5・6年生、中学1〜3年生
定員:12名
≪体験&説明会≫
3/24(火)18:30~20:00 https://kids2026-0324.peatix.com
4/21(火)18:30~20:00 https://kids2026-0421.peatix.com
5/19(火)18:30~20:00 https://kids2026-0519.peatix.com
6/9 (火)18:30~20:00 Coming soon......
シナリオ・センターが見すえる展望
創作には、正解も不正解もありません。
シナリオ・センターでは、生成AI時代においては、自分の頭で考え、自分の言葉を持つ力は、ますます重要になると考えています。
学校との連携、出前授業の拡大も視野に、子どもたちの考える力と言葉にする力の支援に力を入れていきます。
・文部科学省 令和4年度「青少年の体験活動推進企業」 審査委員会奨励 受賞