※ oT-Record(TM)=動的に高精度な画像・輝度データの同時取得システム
株式会社オクテック(所在地:東京都目黒区中根2-8-22、代表取締役 コプフ ピエール)は、自動車業界の技術革新において、その重要性が注目される輝度(明るさ)に焦点を当て、革新的ソリューションを開発、製造する日本企業です。
今回、新世代の超HDR動的輝度測定システムとなる「oT-Record-X」を新リリースしました。夜間のまぶしさ現象が社会の大きな懸念事項となっている現在、このグレア現象をモデル化数式等用いることなく、「グレアの直接測定(飽和なし)、検証が可能」となります。また、弊社分析ソフト「oT-Analyzer」との組み合わせにより、膨大なデータを変換することなく、「取得画像データを瞬時に分析・検証可能」となります。
弊社実輝度表示システム「HALDiS(TM)」と接続することで、グレア現象の眩しさを実輝度実写動画で、カメラや人間の目でも確認できるようになります(グレア・シミュレータ)。
【oT-Record(TM)-X 仕様】
「標準」解像度 :8K(3,540万画素の画像)
ダイナミックレンジ :最大 1 : 8,000万
フィルターなし最大輝度 :3,600万 cd/m²
8K画像フレームレート :60 fps
サイズ(レンズを除く) :15 x 12 x 11 cm
本システムはバッテリーを搭載可能で、データ圧縮機能を備えたメモリも内蔵しているため、電源やコンピュータに接続することなく撮影を行うことができます。
【oT-Record(TM)-Xの性能が不可欠となるシーンやその評価例】
(シーン紹介)
-周囲が暗いシーン内で、光源(LEDなど)を含む照明器具の詳細な測定
⇒トンネル内の照明や、正面から見る対向車ヘッドライトなど
300万cd/m²を超えるピーク値も、画像の飽和を危惧せず照明器具内の明るさ分布の
詳細な分析が可能となる
(評価例 -弊社「oT-Analyzer」を用いて)
300万cd/m²を超えるピーク輝度値を示す照明器具2例
【例1】都市部片側2車線道路のアンダーパスにおける自動車の通行状況の画像 計4700枚
【例2】150mから5mの距離に近づくロービーム対抗車両の画像 計4100枚
どちらの場合も、水平視野角60度の画像面積の約0.002%(3,540万ピクセルのうち約700ピクセル)が、平均輝度20万cd/m²を超え、ピーク輝度値は300万cd/m²を超える。
【例1】の場合:これら約700ピクセルは、画像の平均輝度110 cd/m²(観察者の視覚順応レベル)のわずか5.4%を占めるに過ぎないのに対し、【例2】の場合では、平均21 cd/m²の64%を占める。
【例1】の場合、グレアは発生しないが、【例2】の場合、強いグレアを感じる。
上記のように、グレア現象をモデル化数式ではなく、直接測定によってグレアの検証が可能となります。眩しさが多くの公共空間利用者にとって大きな懸念事項となっている現在、非常に有効な検証手法となります。
尚、この「oT-Record X」で取得した実写動画は、2026年5月27日(水)から29日(金)に開催される「人とくるまのテクノロジ展 2026 YOKOHAMA」(ブース番号170)、6月17日(水)から19日(金)「人とくるまのテクノロジ展 2026 NAGOYA」(ブース番号127)に展示します。
【添付画像説明】
【画像 例2】市街地の道路で、対向車がロービームのヘッドライトを点灯した状態。車両までの距離は約30メートル。ダイナミックレンジは1:1億
【画像 例1】都市部の幹線道路アンダーパス。照明器具の輝度詳細。ダイナミックレンジは1:1千万
【 画像】車載撮影用カメラ設置例